イ グ ア ス

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                  南米世界遺産紀行

3日目: リマ着  リマ発01:10ブエノスアイレスへ(4時間30分)
      ブエノスアイレス発15:35イグアスへ(1時間45分) イグアス泊

4日目: 世界遺産イグアスの滝をアルゼンチン側を観光
      ジャングルツァー、滝ボートツァー  イグアス泊

5日目: イグアス(ブラジル側)観光
      イグアス発21:35リマへ(4時間10分)  リマ泊

 南米世界遺産紀行
出発日 2012年 2月 4日
帰着日 2012年 2月 16日
イグアスの滝
羽田を4日の深夜に飛び立ちロスで1泊してリマ、ブエノスアイレスへと乗り継ぐ。
洗練された都会のブエノスアイレスを観光後、国内線の小さな飛行機でイグアスへ向かう。

低く飛ぶので眼下に広がる広大なアルゼンチンの大地の変化がみてとれる。
一時間半のフライトで大平原が亜熱帯のジャングルに変わり、濃い緑の中にヘビのように
うねる川がいく筋も見える。赤い大地が見えてきてイグアス空港着。

小さな空港にコロニアル風のロマンチックなピンクの建物。夕方だが降りるとムッと熱い。
真夏なのだ。夕日を浴びてバスで赤茶けた大地をしばらく走るとすぐブラジルとの国境。

ズラリと並ぶ大型トラック、国境を越えるのに何故だか2,3日かかり、
その間運転手たちは車を離れて食事や遊びに行ったりしている。バスは通してくれるが、
それでも1時間ぐらい待たされた。

 翌朝9時ホテルを出発してブラジルのイグアス国立公園に入る。
徒歩で川ぞいの坂道を登ったり下ったりしていくと次第に爆音が高くなりいくつも滝が見えてくる。
昨日上流で雨が降らなかったので若干水量が少なめとのガイドの説明だがさすがに世界遺産
の滝、迫力がすごい。

滝のいたる所に虹がかかっている。満月の夜は月に照らされた虹を見るツアーがあるらしい。
ブラジル人観光客に交じってヨーロッパからの観光客も多いが、日本人は珍しいらしく、「コリア?」と尋ねられる。ブラジル移民などで日本人は知られていると思っていたが
イグアス地方ではそうでもないようだ。

 トロリーバスでジャングルを走ってボート乗り場までいく。ラフティングは最高に楽しめた。
わざと川を蛇行して水の上を右へ左へとバウンドして走り、滝に何度も突っ込んでいく。
いい年をしたおっさんおばさん達がきゃあきゃあ騒ぎ、びしょぬれにさせられ大喜び。
はしゃぎすぎてボートから降りるときはへろへろになってしまう。

 翌日、再び国境を越えてアルゼンチン国立公園に入る。こちらも夏休みで家族連れが多い。
子供たちは人形のように可愛く、若者はすらりとしていて娘たちは丸い胸を惜しげもなく出して
申し訳程度に少しばかり隠している。

だが中年以上になるとひどい。食生活がそのまま体型に現れ、われわれの倍以上は優にある。
この体型で長生きは無理だろう。郷に入れば郷に従え、シュラスコなる炭火焼の肉を
たらふく食べた。

風が心地よいオープンの電車に乗り森林を走るとすっかりバカンス気分、うつらうつら
居眠りしてしまう。

徒歩で30分、炎天下草むらにいる大トカゲを見たり大ナマズの泳ぐ川を渡ったりして
一番の見どころ、‘悪魔ののど笛’に到着する。水煙立ち上る大瀑布,、
ただただ自然のすごさに圧倒される。

汗をかきながら炎天下を歩いた労が報われる。

 

すさまじい爆音と水しぶきに言葉もない。

 

 森林の中を走るトロリーバス。木漏れ日でも日差しはきつい。ゆっくり走るので眠くなる。
 

 ボートで滝に突っ込んでいく。強い水圧で雨具を着ていても中までびしょぬれになってしまう。
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