春爛漫 京都


2023年(令和5年)4月6日~9日
花盛りの京都を友人7人で大いに楽しみ、そして歩き廻った。

祇園新地甲部歌舞練場の杮落とし“都をどり”
総をどりの舞い手が左右から現れる花道をはじめ、舞台上手には(三味線、唄)
の列座、下手には囃子方(太鼓、笛)の列座が設けてある。


都おどりはよーいや なー  舞妓さんのかん高い掛け声で始まって、花道から可愛い舞妓さんたちが舞台へ。

すっかりリニューアルした歌舞練場。昔の風情を残して新しい建物に生まれ変わっていた。
”清水へ祇園をよぎる桜月夜こよい逢う人みな美しき”
与謝野晶子の唄がそのままのような町並みをそぞろ歩きする。
けっこうな賑わいの夕暮れの八坂神社。外国からの旅行客が目立っていた。

“紫洸”で祇園の料理をリーズナブルに堪能する。

翌朝は心配していた通りしっかりとした雨になってしまう。雨具と傘で春の京都花散策に出発する。
北区の個人の農園、“原谷苑”には夢のように咲き誇る花々が…。

びしょびしょに濡れながら誰も文句も言わずに散策する。
原谷苑から山越えして仁和寺の裏手へ。
表の仁王門までの距離が結構あって仁和寺の敷地の広さに驚かされる。
 
若干過ぎ加減の御室桜が雨を含んで重たげだった。
地面には花びらがびっしり重なってピンクの絨毯そのもの。
観音堂でご詠歌と踊りの競演が開催されていて、傘をさして見入ってしまった。

3日目、京阪石山坂本線でびわこ浜大津、滋賀里で降りて
山道を散策する。百穴古墳やお地蔵様、穴太衆積みの石垣などを見て廻る。
 
江戸時代から続く“鶴喜”の蕎麦はさすがに美味しかった。

 
比叡山延暦寺の高僧の隠居坊、旧竹林院。国の名勝に指定されている建物や庭は日本の美そのもの。
見事なたたずまいの中で時の流れを忘れてしまいそうになる。

 
日吉大社八王子山頂目指して登る途中、急坂であえぎながら下を見ると見事な虹が琵琶湖にかかっていた。

 
 
八王子山上の急斜面に 2つのお社(三宮と牛尾宮)がある。琵琶湖の眺めは圧巻。

30分程の距離と聞いて登り始めたがとんでもない急な坂道で往復1時間以上かかりとてもきつかった。
ヘロヘロになって降りた時は夕闇が迫っていた。
大津の近く“かねよ”で食べたうなぎで元気を取り戻す。美味しかった。

   
4日目、銀閣寺横から大文字山を目指して登る。
 
大文字焼きの火床の真ん中で“大”のポーズ
 
 
大文字山は京都の人たちの絶好な登山ルートになっている。
何種類ものコースがあり、私たちは南禅寺に降りた。
南禅寺は大勢の外国人観光客がいてコロナが落ち着いてきたことを実感する。
 
 




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