トロイ・エフェスの遺跡群



エフェスの遺跡。 この時代の水道です。        



パムッカレの石灰棚。 裸足でしか入れない。靴を履いていようものなら双眼鏡を持った監視員の鋭い注意の笛が響き渡る。午前中だったので水が冷たかった。

 
図書館の見事な天井


 
ただただ広い遺跡の中で遊ぶ親娘


 
大劇場は大掛かりな修復中 


ダーダネルス海峡を抜けるとエーゲ海に入る。
ホテルからエーゲ海の朝焼けを見る。

トロイの木馬
日差しがまばゆい

ハンサムなウェイターと
かわいいー♪

ご主人が日本へ出張中の家族と
メブラーナ派のモスク

 

イスタンブールからバスに乗り、ダーダネルス海峡をフェリーで渡る。所要時間30分程
アジアンサイトに入り、エーゲ海沿いを走る。ターコイズ色の海の景色は最高。
 

トロイは紀元前2500〜後5003000年間の遺跡の町。4500年前の遺物が其処かしこに雨ざらしに日ざらしに放置されていてレプリカでは?と疑ってしまうが本物だそうだ。 

エフェスは、ギリシャ、キンメリア、リディア、ペルシャ、マケドニア、ローマ、と破壊、征服、発展を繰り返させられたが、港が浅くなって使えなくなり、ゴート族の攻撃で衰退していった。

ヴァリスの浴場、音楽堂、図書館、大劇場、等々、見事な遺跡群に圧倒される。広大過ぎて見て廻るのに疲れてしまう。 

パムッカレとは「綿の宮殿」という意味。昔から良質綿花の一大産地である。炭酸カルシウム(石灰)が沈殿して、純白の棚田のような景観を作り出している。白く輝く棚につめたい水が水色に光っている。

ロシア人の観光客が多く、彼らは老若男女、まるで裸のような水着姿で写真を撮ってはしゃいでいる。石灰棚の純白の照り返しの紫外線が気にならないのか不思議。 

石灰棚のそばのヒエラポリスは紀元前190年頃に栄えた一大ヘルスセンターの跡。ローマ、ビザンツ時代には神殿や教会が建っていて大レジャー地だったらしい。

果てしなく続く丘陵地帯、たまに小さな集落が現れる。軒先に鶏が餌をつついていておばあさんが孫を抱いて腰かけている。祖母を思いだしてなんだか涙が出そうになる。    家々は貧しくとも、集落には真ん中に必ず立派なモスクが建っている。 

コンヤはイスラム神秘主義の一派メブラーナ教発祥の地で宗教色が強い街。都会なのに、夜になると町から人影が消えて静かになる。

メブラーナ博物館では、祈りのための品々が収蔵されていて、敬虔なイスラム教徒の人達が畏怖の眼差しでそれらを見ている姿に感動すら覚える。

  

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